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File.02では、東京ユース世代のアイコン、Licaxxxが登場。常に音楽活動を中心としながら、一方でラジオMC、エディターとしての顔も持ち、様々なメディアを通して情報を発信する彼女は、とりわけ急激な変化を強いられた音楽シーンの中で今何を考え、どのようなアクションを続けているのか。”THE NEW NORMAL”の答えを探す旅が今、始まります。
「体験としての音楽がだいぶ変わった」
―この状況下になって、Licaxxxさんが主に活動されている音楽の現場は、とても大きな変化を強いられたと思います。
Licaxxx 特に音楽シーンでの変化は大きいです。自分のライフスタイルとしては、今まではクラブに行く頻度が他の人に比べて圧倒的に多かったんです。行けばそこに好きな音楽や新しい音楽がたくさん聞けて、それを求めて集まる友人たちがいる、それが当たり前の日常でした。クラブっていう場所が、自分がDJプレイする以外も日常の交流の場としてあって、みんなが自然と集まる場所でもあったんです。だから突然そういう場で音楽が聞けないとなると、体験としての音楽がだいぶ変わってきてしまった。そういう場の存続の危機でもあるし、人も含めて文化に出会う機会が大幅に減る可能性があると思います。
―対面で人に会える機会はぐっと減りましたよね。
Licaxxx 今までは、わざわざ「話し合おう」って言って話し合うような内容じゃないことから、何かを考えたり始まったりすのが基本でした。例えば意外な人と話しながら出てくるフラッシュアイデアの面白さとか、偶発的だけどちょっと必然的かも…みたいな出来事が日常の中でよくあって、それを外側に発信するクリエイティブに変えてたのが私自身を含めた編集やキュレーション的思考を持つ人だと思います。海外のミュージシャンやDJたちとの対面での交流も絶たれてしまっている状況なので、彼らが日本に来て夜一緒に遊んだり、逆に自分が行った時も現地でそういう時間を過ごしたりする、クリエイティビティの源になり得る刺激のようなものが今はないので、それはちょっと寂しいですよね。私としては、単純に一番の趣味が制限されているみたいな感覚もあるので。
―そうした現状に対して、どのように対応していたんですか?
Licaxxx 打開策としては、やっぱり仲間とのオンラインでのやりとりがメインになってきましたね。国内外限らずアーティストとDMで日常会話したり、音楽のやりとりしたり。あとは、今まで当然にあったコミュニケーションの大切さに改めて気づいて、それを文章に改めてまとめたり、、発信したり。そういった自分自身の中で生まれた気付きになど含めて、今まで自分が置かれていた環境、活動に対して見直す時間が持てた事はよかったです。より周りの人との関係やコミュニケーションに対して、深く考えることができたので。スタンダードが崩されたり、分断された世界が分かりやすく可視化されたことで気づけた部分も多いと思っています。
―表面上を見ていると、実はLicaxxxさん自身のライフスタイルに大きな変化はないようにも見えるのですが、内面では何か変化はありましたか?
Licaxxx もちろん内面的にはすごく左右されることが多かったです。ただ、やってることは意外と変わらず好きなカルチャーに向かってってる。。気持ちが鬱々としてるからと言って、外側への発信や行動がそうなるかというとそうではないのは、コロナ以前から変わりません。そこは自分の中でうまく分けて捉えるようにしていました。
―昨年と今年を比べて、どんな心境の変化がありましたか?
Licaxxx むしろ今年の方が色々悩んだり考えたりすることが多いですね。去年は全世界一斉に未知のウイルスとの戦いを強いられたので、その大きな流れを受け入れる感覚が強かったけど、今年に入ってからは、国や地域、または仕事やコミュニティ、個人にによって、それぞれの差がすごく出てきている。だからこそ、考え方や発信するモノのアップデートを意識して何をアクションして行くのか、という課題には今は日々向き合っている最中ですね。
―Licaxxxさんは音楽活動以外にも、ラジオMCやエディターとして様々なメディア発信することが多いと思いますが、その際に何か心掛けたことはありますか?
Licaxxx もちろん沢山言いたい事はあります。でも立場上、自分の勉強不足ゆえに偏った内容になったり、扇動的な内容にならないように発信の仕方や内容にはとても慎重になりました。自分が世間に対してどういう態度を取っていくのか、自分の立場では特に言うも言わずも責任を伴っているので、それを踏まえSNSを含めラジオや執筆など言葉や文章で発信する際は丁寧になるべきだと思います。その点考えや音楽をそのまま言語で述べることよりも、考えに至ったプロセスや参考にしているものを紹介することの方が多いです。
―最後に、自身のDJプレイのこと、また今後について今の気持ちを聞かせてください。
Licaxxx 今となってはクラブになかなか行くことができないので、より行きたい気持ちが湧き上がっています。それは私自身だけじゃなく、全体の雰囲気としてあると思いますが。。なので現状のDJプレイはより体が勝手に動いてしまうような、純粋なダンスミュージックで表現したい。今後も今まで通り、好きなカルチャーをあの手この手で仲間たちと続けたり広めたりしていくだけです。やれることや制限は常に変わっていくけど、そのマインドは変わってないので、カルチャーが存続するためのアップデートを続けていくつもりです。
【About Licaxxx】
東京のクラブミュージックシーンを代表する新世代アイコンの1人。ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げるプレイに多くのファンを持つ。アンビエントを基本としたファッションショーの音楽などを多数制作しており、ミラノコレクションや東京コレクションのランウェイに自身の楽曲を提供。また、DJ・ビートメイカーとしての音楽活動以外にも、編集者、ラジオパーソナリティなどの顔を持ち、様々なメディアを通して発信を続ける。
https://www.instagram.com/licaxxx1/